遠くまで～想いよ、飛べ。

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グリーフカウンセリングivyは、
静岡市の中心街にあります。

が・・
約3分の1くらいは、
静岡県外からいらっしゃる方です。

グリーフケアという場がどこにでもある、
そういうことではないということでもあります。
これに関しては、
手放しでは喜べない観点でもあります。
でも都会の方で他にも選択肢がある中でも、
いらしてくださる方がいて本当に有難いことです。

そんな中、
今年も遠方からのコンタクトが数件・・
これまでより更に遠くからです。

驚きとともに、
インターネットってすごい。
と時代の流れを感じます。

インターネットの世界から

私がグリーフという言葉を知った頃は、
まだ書籍も情報もほぼない時期でした。

わずかな文字と自分の情景を通して感じたり。
涙を流しながら言葉を胸に刻み、
少しずつ生き重ねるしかなかった。

今のように選択肢がそれでも増えたこと、
それもいいことかな。

いずれは地域に場があったらいいのかもしれません。
私には未来も正解も分からない。
でも今現在としては、
そのひとつの場所となることに尽力します。

そして時代の流れというか、
こうやって個人で発信が出来ること。
または情報にアクセスできること。

インターネットは情報だけでなく、
実在の人の存在を見ることが出来る。
文章を通して、知る機会がある。

その人に会いにいくことが出来る時代。
そんな変化もあるのでしょう。

私はね・・
会いにくるまで至らなくとも、
“会えるかもっ”て思ってもらえることが大事。

もちろん会いにきてくれるのは嬉しい。

その前にね・・

会いにいける機会あるかなって、
少し調べてみようとか・・
本読んでみようとか。
そんなとき少なくとも、
その方は未来を考えているものね。

その日まで生きてみよう、
って・・そう思うかもしれない。

その自分を大事にして欲しいなと。

大切な人をなくして、
人生の岐路に立ち・・
心折れそうになりながら。

真っ暗い闇で光を探そうと、
未来の時間や行動を模索している。

こんな繰り返しが必要なんじゃないかなって。

それには、選択肢が必要です。

光という選択肢。

遠くまで、想いよ飛んでいけ。

伸びる蔦のように。

少し先の未来に向かって。

たくさんのいのちからの響きをのせて。