誰も、誰でも。
「私・・
自分だけが不幸だと思ってました。」
若いお母さんの言葉です。
小さな小さな赤ちゃんとお別れしました。
とてもとても悲しい出来事です。
「普通に結婚して、普通にこどもを産んで・・
幸せになるのは当たり前かと思ってました。」
「どうして自分ばっかり・・そう思っていて。」
「いのちって奇跡なんだ。
そう、あのこが教えてくれました。」
まだいっぱい泣いちゃうよね、
自分を責めたりするしんどさも抱えています。
それでも、あのこが教えてくれたこと。
受け取りたいって、ivyに足を運んでくれています。
お別れして生きるって寂しいよね。
いのちはどれも同じ重みだけど、
小さないのちは切ないよね。
でも、いのちの時間が価値でもない。
どのいのちも尊い輝きがある。
誰のいのちも大事なのは、
それぞれに役割があるからだと思います。
いのちを大事に使って、
喪失も痛みも抱えて生きていく。
小さないのちを見送る人は、
短い時間に愛を注いで羽根の準備をした人だよ。
それぞれの人生に違う役割がある。
赤ちゃんは小さいけど、
溢れる愛を受け取っていくため逢いにきた。
私はそう信じています。
あのこのいのちが尊いならば、
あなたのいのちも同じく尊いものでしょう。
誰も、誰もが・・
いのちを繋いで生きていく。
輝きと痛みと、それを縫うように優しさを織る。
その一端を担って生きる。
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