見送りは・・
大切な人を見送る、
という役目は誰にも訪れます。
私は個人としても、看護師としてもですが、
看護師のときは見送りというより看取りかな。
近年は病院や施設で亡くなることが多いから、
息を引き取るときに臨場する方は少ないかな。
そうすると見送りの意味も、
これまでと少し変化してきているのかもしれません。
これは先日友人が身内のお葬式のときに、
見送ったという表現をしていたので・・
親族など大勢で最期の瞬間に、
というのは減っているのかなと思いました。
そうすると気持ちにも違いが大きくなるかな。
ずっと病の流れを看て来られた方と、
知らなくて訃報を受け取った方では、
受け止め方というか状況からして違いますね。
どんな方でも、
お別れ出来る心境ではないとは思いますが・・
それで伴走をすることもあります。
ただ別れがつらいから、だけでなくね。
お別れの意味や御自身にとってどんなことか、
そんな課題が如実に表れてくるからです。
だから見送りは自己を見つめ、
想いを伝える機会でもあります。
見送りは気持ちを合わせて、
お互いに想いを伝えて欲しい。
この言葉が正解というのでなくて、
御自身なりの言葉を探していく心の作業です。
だからタイトルは“・・・”としました。
どんな想いと言葉を紡ぎますか?
その自己表現に辿り着くには、
想いを見つめてみることです。
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