見えない情報の中身

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少しの間連続のテーマのもと、
記事を続けております。

寄り添うって難しいの？

今回は看護師の基本ともいえる、
情報収集というものを絡めながら。。

病歴、検査データー、病識、
患者さんの気持ちや家族の受け止めなど、
看護師さんはたくさん情報を必要とします。

そこから見えることもたくさんあります。

気が付きにくいのは、
見える情報にウェイトがおかれていること。
見えない情報への関心が下がっていること。
もしくは、ないことになっていること。

見えている情報からアセスメントして、
プランを立てて～実践・評価することに慣れています。
その評価すら見えている情報の中でしている。

実際の患者さんやご家族から見たらどうだろう？
心の問題は見えていないことがたくさんある。

こんな文字にしたら当たり前のこと、
いつから薄れていくのだろう。
いや、気が付いているけど少し置き去りになるね。

自分にだってあるのにな。
言葉や態度に表しきれない想い。

隠しているホントの気持ち。

それは一番奥にあるから出せないこともある。

自分で気が付いてないこともある。

ぴたりとした言葉が見つからないこともある。

それが人の自然な姿ですよね。

だけど人はつい分かっていたくなる。
見えている中で判断しがちです。

見えていないことが不安なのだと思います。

全部ある世界

見えていない中には大事なことがある。
だからこそ、先回りして欲しくないんです。

涙が枯れるまで待っていて欲しい。

口に出せるまで待っていて欲しい。

目の前の人の言えない気持ち、
知らないことが自分にはあると知る。

これは知るだけで人との関係性が変わっていきます。

尊厳について改めて。

見えていない大事な想いを、
全部含めて尊重するという姿勢が大事です。

私は看護師時代、
たくさんの勝手な先回りをしちゃっていたな・・

今は見えない情報はそのまま尊重したいと思っています。
寄り添うって、どんな姿も尊重していくことかなと。

で、これが出来るようになるには・・
とまだまだ数日続きます。