行きつ、戻りつ・・佇み、歩む。

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生きる時間は、あっという間らしいけど。
人は今を見つめることしかなかなか出来なくて・・
いや今さえもままならないときに、
そう思えるのはいつになるのだろうね。

あっという間だよ。

その中を浮遊しているようなときは、
ながーく感じるものです。

グリーフも抱えているときは、
その間の時間が止まったような気さえする。

気持ちも行動も、行きつ・・戻りつ・・

それでいいのだと言われても、しんどいですね。

グリーフケアも基本“今のあなたで大丈夫”
という姿勢なのですが、
こころが止まっているように感じるときはそれはしんどい。

生きる時間を語るうち、
人はふと想うことがある。

気付いてみれば、
人生もそんなふうに歩んでいくもの。

時間という螺旋の中で。

行きつ、戻りつ・・佇み、歩む。
この繰り返し。

それでも自分の時間を歩いている。

出逢い、別れ、交わした言葉、それぞれの笑顔・・

その時間を胸に。

なくしたように感じる中に、大事なものがある。

佇んでいる自分は止まっているだけでない。

進むことが目的なんじゃないよね。

大切な人やものとともに生きている。

人は佇み、歩んでいく。

見上げると、夕焼けが綺麗だったりもする。

また出逢いが有ったりもする。

ひとりきりで行き詰ったら、いつでもおいで。