血となり、肉となり。
私の大好きな講師の先生が、
いつも傾聴を語るときにこの言葉を使われます。
傾聴というのは、
いろいろな捉え方があるかもしれませんが・・
聴くことを指します。
ただ聞くという作業を指すのではありません。
だから話の内容をオウム返しすることでも、
うなづくことでもないのです。
ここをきっちり押さえなさいよ、
と毎回教えて頂きます。
聴くという援助は、
語りが出来るような働きかけのひとつです。
目の前の方が語るとき、
心の中から湧きあがってくるものを一致させていくのです。
この記事だけで傾聴を語るつもりはなく、
今日伝えたいのはそのときの在り方です。
たくさんの語りの中で、
その方が伝えたいことを聴いていく。
その方の理由を受けとめていく。
それには自分自身の統合がなにより大事。
❝血となり、肉となり❞
それが言動として表れますよ。
ということ。
自分を誤魔化したり、
取り繕ったりせずに人の前に立てること。
私達は人間だから、
至らないこともあるでしょう。
そのままの自分で、お互いに。
心に留めていきたいと思うのです。
どうぞ、そのままの姿でいらしてください。
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