脇役に魅せられるままいることもない。

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人生の主役は自分、そんな言葉が定着してる。
それは勿論その通り。
理由は実はシンプルな気がして。。
人は自分の人生のストーリーしか見つめられないからであって。

自分を信じているとか、
誰かの人生は素晴らしいとかじゃないような気がする。

でも。。ここばかり追求するような心理操作があって、
ねじ曲がっているような懸念もある。

純粋に誰の人生も素晴らしいのだし、
人生のストーリーはその人自身にしか描けない。

敢えて、売り物にするようになった社会が疑問。

というか、そういう時代背景がある。

生きる中での思いもがけないことや、
今でも忘れられないことは自分の人生に大きな影響を与える。
その想いをずっと引きずっていくこともときにはあるだろう。

あのことがなかったら、
あの人と出逢わなかったら。。
自分の人生は何なんだろう、そんな想いを抱く。

ふと気付くとそれに囚われているのは、
今となっては自分だけで他の人は其々の時間を歩んでいる。

時間は流れ、環境も人も変わり、
周りは何もなかったかのようではないだろうか。

あんなに傷つけあったあの人が自分の人生では主役、
でも気付くと。。
あの人の人生においての自分の存在感などかなりの低さだろう。

他の人からは。。そんな自分は脇役なんだ。

人はいつまでも主役としての事象にしがみつく。
既に脇役であることに気付くことさえ難しい。

あんなに傷つけられた、
そうはそうかも。。でも自分もきっと傷つけた。

ひと言謝ってくれたら違ったのに。。
でも、自分もきちんと向き合えていなかったこと。

そんなことを引き受けたとき、
脇役に魅かれているままだった自分に気付くだろう。
肝心のストーリーは置き去りのまま。。

もう脇役でいるのは終わりだよ。

もうそろそろ主役に戻るときです。
あなたの人生の物語を主役として書けるのは自分だけ。

その覚悟を決めたら、
ここからは自分の生き方を歩んでいける。

関係性に傷ついてカウンセリングにくる方は、
そんな人生の再構成をしていくんだよね。

これからに向かって。。大切な想いを胸に抱いて。