纏まる

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❝まとまり❞というタイトルにしようと思っていて、
念のため辞書をひいたら。。
まとまりの意味は❝まとまること❞となっていたので、
なんか分かんなくなってしまい❝纏まる❞になった今日のタイトル。

タイトルより、何を書きたかったかというと。

❝まとまり❞ってどんなことだろうって、
ふと思い始めまして。

「考えがまとまらない」
と言われることがありますが。。

何をもって、❝まとまった❞というのかな？
などと考えはじめました。

考えってそうそうまとまらなくないですか？

だって、
見えないこころの中や予測できない未来や
はたまた他人様の気持ちを考えていくとき。。
考える材料も揃ってないのだから。

そんなとき、ずっと前にお寺で聞いたことを思い出しまして。

お坊様が複数で読まれているお経の声が、
音色を奏でているようで。
「合わさるって綺麗ですね」と私が言ったのです。

そうしましたら、
あるお坊様がそれはねと。

「ひとつの目的をもって、皆がこころをひとつにして。
調和をしようとするからですよ。」

「そのひとつの目的のために、
手段として声の出し方を考えたり、
声や姿勢を揃えるんです。
それでやっとお互いの個性がいきるのです。」

そう教えてくださったのです。

ひとの悩みも同じかなぁと思いました。

しんどいときは、苦しいことのアピールが主になります。
自分自分となってしまいます。
目的や調和など遠い先に追いやっています。
（苦しいから、無意識になのですが。。）

それだと、当然のようにまとまっていかない訳です。
いろいろなことがバラバラになっています。

苦しいと調和できないということでなく、
自分だけのことでは材料が少ないのではないでしょうか。

纏まることを、
ただひとつを選ぶことのように捉えると苦しむ方が多いように思います。

そう、まとめるのではなく。。
いろいろなことを調和させていくのでしょうね。

今まで生きてきた中の経験は、
いい材料となっていくのでしょう。。

これからの人生の纏まりに向けて。

ね？

今更ながら、
クライエントさんが「自分だけでは気付けなかった」
そう言う意味が繋がった気がします。

先日の松井さんお手製のゼリーも、
夏の終わりのハーモニー的な美味しさだった♪
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