綺麗な嘘

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嘘ついたことありますか？

私はかつて、たくさん嘘をついた気がします。

「早く元気になぁれ。」「頑張ったら、帰れるね。」
「大丈夫だよ。」

気持ちは嘘でなくても、
結果として嘘や誤魔化しになっちゃうこともありました。

真っ直ぐに見るお子様の視線がつらいこともありました。

だけど、本当のことは言えることばかりではありません。

本当のことを伝えつつ、希望をなくさない。

あの頃は、どうしたらいいのか分からなかった。。

今日、何が言いたいかというと
それを許してということではないんです。

今も、お知り合いやご家族に必要な綺麗な嘘を伝えている方。。
それが、ご本人のためと思っていらっしゃるその優しさは分かります。

では、何が問題か。。

伝えてもらえない方からみると。。
人が信じられなくなります。

自分には正面から向かってくれる人がいない。
大切に思われていないのではないか。。

お相手は、黙るしかなくなっていくのです。

きっと、これが何よりの希望を失うことになります。

伝える方もつらいのですよね。
この気持ちも痛いほど、お察しします。

でも、希望と誤魔化すこと繋がりません。
嘘に希望を見出せるほど、人はタフではないのではないだろうか。

伝えられたことがいくらつらくても、
それが本当のことで。。その人が本気で自分に向き合ってくれた。。

それは、小さな希望になります。

だから、向き合ってみて下さい。
お互いに向き合ってつらいなら、それは生きる力になります。

きちんと向き合えたら、その時は泣いても
また、一緒に笑えます。

そんな御相談にものりますよ。

難しいことだとは知っているけど、それを今日は伝えたくて。