終わりのない喪失
終わりのない喪失とは何をうしなったのか、
不明瞭で分かりづらい喪失のことをいいます。
人生の途中で起こる様々な出来事や、
経験の中で死別のようにはっきりと認識されないこと。
けれど自分にとってはインパクトが強く、
継続しているのです。
何しろ自分でも何をなくしたのか、
意識していないこともあります。
ここが少し説明しづらいところです。
なにをなくしたのか分からない、
でもどうしても引っかかりが生まれていること・・
そんなことを終わりのない喪失と言います。
人の能力って素晴らしいなと思うのは、
そんなとき違和感を感じるのです。
それが原因で不安や居場所のなさ、
自分との不一致感が生じるときは再構成が有効です。
きっとここはひとりひとり異なるのですが、
なくしたものは自分にとってかけがえのないものです。
終わりのない喪失は、
人と分かち合えないことが多いと思うのです。
かなり御自身の感覚の先端で感じているから。
なにをなくしたのかが不明瞭でも、
心にポッカリと空間があるときは❝喪失❞を手がかりにしてみてください。
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