空のかあさまー本の紹介
ivyのブログには、グリーフブックというタグがあります。
グリーフに関する書籍や、グリーフを抱えて心もとないときにお勧めの本を紹介しています。
大人からこどもまで、間もなくから年月が経ってまで。。幅広くなってしまいますが。。
その中でも、いくつか詩集を紹介しています。
そうしたところ、こんなお声を頂きます。
「詩集って馴染みがなくて。。」
「詩をどう読んだらいいのか、分からなくて。。」
これも時代の流れでしょうか。
きっと詩は自由に読めばいいものなのだと思うのですが、
デジタル化や正解があるような世界で生きてきた世代になって。。
自由に読むとか想像力をもって読むことが難しく感じるのかもしれません。
それとも、悲しみ故かしら。
グリーフを抱えて、迷いの中。。
気持ちにモヤがかかって受け止めきれなくなるのかもしれません。
それで、この本をお勧めしようかと思って。
金子みすゞさんの詩集なのです。
が、私のおススメポイントはね。。
この本は童謡詩人の矢崎節夫さんという方の解説がついているところ。
丁度まだ金子みすゞさんの詩集もご紹介していませんでした。
みすゞさんの詩の素晴らしさは多くの方がご存じと思います。
何より、私はこの矢崎節夫さんという方の文章も優しくて大好きなんです。
みすゞさんの大きく透き通った世界を読んで、
その後で読む優しい解説が現代の私達の心にまた語りかけます。
少し遠く取り残された感を繋げてくださる方だと思っています。
こころがふわっと和らぐのを感じます。
「空のかあさま」自体は、元々のタイトルです。
❝矢崎節夫と読む❞とついているものが今日ご紹介しているものです。
このタイトル以外にも二冊あります。探してみて。
リンクを貼っておきますから、是非お手元に。
どの本も装丁が素敵なの。日本色っていうのかな。
↓
2016/02/08 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック
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