神様の神様
どうにも諦めきれないのは、
死というより別れだと思うのです。
以前読んだ本の受け売りですが・・
私達は誰もが死の存在を知っています。
けれど日常の延長であることを、
どうにも受け入れ難く感じています。
いのちは有限であることを、
どこか遠くにおきたくなる。
大切な人とお別れをしたとき、
人は心の絆まで切れたように感じます。
こころの安全基地が揺らぎます。
故に“再構成”という心の作業が、
必要になると言われています。
再構成をしていくうち、
大切な人の位置づけができます。
小さな小さな赤ちゃんとお別れをして、
ivyにいらしていたママが卒業となりました。
「哀しいけど、忘れないって想えたから。」
「大変だったけど、それで今があるんだなあ。」
「あのこが神様みたいになってきて、
見守っていてねって思わずお願いしちゃう。」
少し涙ぐみながら、
そして優しく微笑みながら、
そんなお話しをしてくださいました。
そう・・
位置づけも様々な形があります。
お守りみたいな存在
お手本のように指針になること
祈りを捧げる対象になったりもします。
先に生き抜いた人は、
神様の中の1番の神様のようになっていく。
お互いの愛、故にね・・
ここからもずっと胸に。
2018/09/21 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 カウンセリング, グリーフケア, 喪失とともに生きる, 御家族から教えて頂いたこと, 気付く, 自分の在り方
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