看取る命と見送るいのち
思えば看護師としての出逢いが、
私の人生では一番多いのです。
職種といえば、ひとつの職業なのですが・・
そこもやはり人生ですから。
そしてお別れもときにあるんです。
私は看護師になったとき、
ここまでお別れのウェイトが大きいと気が付いていませんでした。
“命を救う”仕事だと思っていたのです。
上の記事は2013年のもので、
読み返すとぐだぐだですが・・
当時書いていた看護師だった(だけ)の頃には見えなかったもの、
この数年で表現はしているように思います。
先日も同じような質問を頂き、
正解は分からないけど伝えることは出来ました。
ここはもしかしたら・・
現場とかなりの距離があるのかもしれない、
という改めて発見の領域です。
看取りって毎回違うんですよ、
同じ人が亡くなるんじゃないんだよ。
その人がいなくなるんだよ。
そう説明しても上手く伝わらないのはどうしてだろう・・
慣れるのではなくてね、
それ以上にそこにいたいのです。
その方の人生に関わらせて頂いた感謝です。
私も貴方と出逢えて、とても嬉しかった。
看取る命は生命の時間だけに留まらず、
見送る想いの中でいのちとしてともに在る。
身体が見えなくても、心は繋がっている。
そんな気持ちでいます。
最近の看護師バイトでお気に入りのラベンダー色スクラブです。
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