生きることって、大変だねぇ。

14年前に旅立ったこうちゃんのお母さんと会ってきました。

 

 

こうちゃんのことは、知っている人は知っている。

何故ならこのブログを書くずっと以前に、
書いた記事の想いを受け取ってくださった方がいるから。

 

 

からすのパン屋さん

 

 

今日やっとお母様と再会できて、
自分の中でも整頓がついた気がしました。

 

 

 

今、私は生きることや死に向き合うことをお話します。
それが大事と思いつつ。。
ときには戸惑うことも、考えることもあります。

 

 

 

いのちは儚くもろい。
だからこそ、大切なのだと。

そこに迷いはないけれど、
どう伝えるかを考えることはたくさんあって。。

 

 

 

今日ね、確信を持てたことがありました。

それはお母様が話して下さった、こうちゃんのこと。

 

 

 

こうちゃんは治療の選択肢がなくなってから、
おうちで過ごした期間がありました。

 

 

そのときお母さんの後ろ姿に、
こう呟いたそうです。

 

 

 

「お母さん、
生きることって大変だねぇ。。」

 

 

 

小学2年生のこの言葉に、
お母さんは何も答えられなかったと。。

 

 

 

やっとの想いで振り返ったら、
「もう寝ちゃってたんだけどね。」

 

そう教えてくださいました。

 

 

 

「浅原さんが、こうちゃんのことを話してくれるとき。。
こうちゃんは
❝僕のこと言ってる！❞❝嬉しい❞って言うと思うよ。

だから、こうちゃんのこと伝えてください。」

そう言って頂きました。

 

 

 

 

そう。。
こうちゃんには、そんなところもありました。

泣き虫で、甘えん坊で。。

なのに、ちょっぴりお調子者で。。

でもいのちに向き合ったこうちゃんがみんな大好きだった。

 

 

 

今、尚。。時空を超えて
「生きることって、大変なこと」

 

だからこそ、ときにいいことも。。
楽しいことも、幸せもある。

 

それを教えてくれる出逢いもある。

 

 

 

 

そう伝えればいいよ、
それでいいんだよって。。

こうちゃんがまた言っています。

 

 

私にはそんな気がしました。