泣いてもいいよって。

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泣いてもいいですよなんていう前に、
初めていらした方からは涙が溢れてくる。

ものすごい大粒の、なんというか。。
透き通り具合の見たことないような涙。

溢れて。。というのが、ぴったりな表現だと思う。

「すみません、お見苦しくて。。」
とか
「泣いてしまって、ごめんなさい。」
そう仰る方もいますね。

男性は特にかな。。

涙の形

泣いてもいいんですよって言う言葉では、
何かまったく足りない気がして。。

私は黙って、うんうんてうなづくのね。

何か話すと、
そこに詰まった想いがこぼれちゃう気がしてさ。。

涙は、本質を知っている。

その涙は、何かを伝えようとしている。

私にではない気がするんだ。

先に生き抜いたあのひとへ。

支えてくれる大切な人へ。

これから生きていく御自身へ。

 
想いが涙に形を変えて、
今この瞬間にやってくる。

溢れだすたくさんの想いを私に分けて頂けることを。

一緒に抱えていけることを、受けとめる。

そこに、今日私は何を感じていくか。。

この場にいれる私に何も出来ないけど、
ここにいることの大切さを想う夜。

泣いてもいいよって、
御自身が思えるまで一緒にいるのだね。

そんな想いを、また新たにする夜。