沈黙の対話

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沈黙の重要性はここで書くまでもなく、
よく知られていることなのではないかと思う。

沈黙とは話す気持ちがないことでもない。

対話中に黙っていることは、
その人の中で何かが起こっている。

自分自身の中で対話があるのかもしれないし、
深めているものがあるのかもしれない。

目の前にいる人をないがしろにしている訳でもない。

そこを知ると、
「ちゃんと言葉にして」
なんて言葉を投げずにいられる。

言葉に出来るなら、
とうに話しているのだろうし。

沈黙の中でいたたまれないと言うのは、
待っている方と大抵決まっている。

これはシリーズセミナーの中の3講目、
“語ること・聴くこと”でお伝えしている。

この回は途中辺りから、
ハッとした表情で聴いてくださる方が多い。

対話というものがどんなか案外人は知らないから。
まぁ、私も全てを知っているとは言わないけれど。

対話って生もので、
何が飛びだしてくるか分からない。
予想外のことがあった方が通じ合うことがある。
そこがよかったりする。

沈黙という時間の過ごし方がとても大事。

相手じゃなくて、自分ね。

沈黙の意味に触れて対話してみて欲しい。

そうしたら、
対話が違って感じるんじゃないかな。

それを学べるシリーズに続く、
はじめの一歩はこちらから。
2017年7月3日　グリーフケア～はじめの一歩