毎日を織るように。

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この時間が穏やかであればいい。
本当に毎日そう思います。

それが・・
ときに人生には思いもがけぬことも起こり、
様々な喪失という体験もします。

ずっと一緒に過ごせると信じていた、
大切な人をなくしてしまうこともある。

死別だけでない、
人生には大切なものを失うことも多くあります。

足元から崩れるような感覚にみまわれることもある。

もう生きていくことを投げ出したい気持ちにさえなる。

その中からまた人は歩みを進めていくのです。

涙でいっぱいになってもね。

悲しいは悲しいでいい。

いのちに気付くとき。

大切な人がいのちを懸けて、
伝えてくれたことを受け取っていくから。

こう書くと、
“自分はまだ受け取れない”
“再構成なんて遠い”

そんなご感想も頂きますが、
受け取ることや再構成は成果ではありません。

結果なだけです。
このいっときに感じているプロセスが大事です。

大切な人のいのちを通して、
自分のいのちを使い切る中で感じること。

毎日を必死に生き抜いたとき、感じたこと。

この1日を穏やかに生きたことがどんなことか、
もう気付くことができるのではないですか。

笑顔も涙も入っていること。

日々はいろんな気持ちで織られていくこと。

人はそうしていのちを紡いでいくこと。

今までに、大切な人から受け取ったこと。。

ひたむきに生きたとき、
心が幾重にも織られてきていることに。

この写真は、
そんなふうに繋がってくださった方のお土産です。
きゅんと酸っぱく、優しく甘く・・
笑顔と気遣いがすごく嬉しかった日。