母の日　2016

Tweet

Pocket

母の日ってブログ書いたことないんだっけ？
なんて思いつつ探したら、二年前に書いていました。

母の日

このときはまだ心配だった母は、
麻痺はあってもすっかりと言っていいほど元気です。
有難いことです。

去年書いていないのは。。きっと、
こどもの節句
で書いたように、こどもとお母さんの力を書いてたからかな。

今年は思うことは、ふたつです。

母の日って、お母さんの先を想う日にしたいということ。

そして、何がこれから出来るかと自分に問う日だなと。

決してプレゼントあげる日じゃないってこと。
いつも感謝できないことを償う日じゃないってことです。
（まぁ、プレゼントも喜ばれるとは思いますが。）

先日ね、

を読んでくれたNちゃんが第二章の脳死のところでこう思ったと。
（第二章は救急現場での脳死と臓器移植の問題に触れています。）
「大変、これうちにも大事なことでは。。」
でね、こども達にも
「これ、読んでみて」って中学生のお二人と共有し、
脳死になったときにはお互いどう考えるだろうと話したそうです。

これね、すごい母心だなと思いました。
こども達に自分が何かあったときのことを伝えておく。

そして、
こども達からしたらお母さんを想う心を伝えておく機会を作る。

こういうことを伝えあうというきっかけって大事ですね。
もし、万が一はないとしても。。
気持ちは寄り添い合えているという前提ができる。

これはお互いの安心感に繋がります。

静岡大学の講義でも同じように、
大学生にはご両親と話してねと伝えています。
私達も大人になって。。
こどもの頃の母の日と、これからは変わってきます。

いつまでも元気でいてねってもちろん望みですが、
ある意味。。無理難題な訳です。

それだったら、自分はこれから何ができるだろう。

自分の親だけは大丈夫なんて幻想だから。。

お母さんはどう思う？どんなふうにしたい？

それを親とも共有しておくというのは、最大の親孝行かな。
貴方が成長したということを充分伝えられることでしょう。
老年期を生きることを❝迷惑掛ける❞
そんな言葉を親には言わせたくないなぁと思うのは私だけでしょうか。
大人になった貴方は、母の日をどんなことに使いましたか？

先に見送った方は、胸の中で対話をしてね。

きっとお母さんからの言葉は響いてくるでしょう。

live-onの「母の日プロジェクト」今年もあります。
 

そうそう、
「喪失とともに生きる」を母の日プレゼントにするって友人がいて。。

嬉しかったな。流石、いい視点してるなって思いました。