本が静岡新聞で紹介されました。
「喪失とともに生きるー対話する死生学」
2016年5月5日静岡新聞朝刊にて、紹介されました。
静岡新聞さんには、いつもご理解頂きます。
何を、かというと。。
記事になることで必要な方に届くかもしれないということ。
そんなの当たり前じゃんて思いますか?
でもね、なかなかメディアに掲載って難しくて。。
やっぱり綺麗過ぎに書かれちゃったり、
空気感が伝わらなかったりすることがあります。
(私は記事にも空気感てあると信じている派。)
それって書いてくださる方の意図があるし、
どこまでの方に繋げるかという視点があるかだと思うのです。
幸い、ivyを扱ってくださる方は汲み取ってくださいます。
2013年に一番初めに掲載された記事も、
涙ながらにお電話下さった方がいらっしゃったなぁ。
想いが記事を通して伝わったんだな、そう感じたものです。
今回も本を買って頂けたら、ではなくて。。
(あ、買って頂けたらとても嬉しいけど。)
どうしてこの本を作ったか、
これだけたくさんの先生方が想いと経験を生かした力を貸して下さったか。。
そういうことが伝わるといいなと思っていました。
新聞は著作権があるから記事をそのまま載せられないけど、
私のコメントならいいかな。
取材のときに話したまま書きます。
(記事のコメントは集約されています。でも的確にまとめられていました。)
どんな方に読んでもらいたいですか?という質問を受けて。。
❝今はインターネットや書籍も情報があふれる時代です。
でもその膨大な中から、じっくりと選びとることは難しくなりました。
そしてこれだけ便利と言われる時代に、
喪失体験だけがまだというか、ここにきて置き去りになっています。
昔のように他人の体験を聞くことが少なくなったから。
喪失体験を言葉と感覚で、共有できる場は多くない。
在っても言えない気持ちもある。私もそうでした。
私はずっとひとりで、本の言葉と向き合ってきて。。
そして、今に至るんです。
本てね、自分の心との対話だと思うんですよ。
今まだ、ひとりでしんどい人に届くといいな。
本を通して自分の思いと対話してほしい。言葉を見つけて欲しい。
そうして、誰かとの対話に繋がっていく。
そんな存在の本になることを願っています。❞
❝あー、質問は読んでもらいたい人でしたよね?
読んでもらいたい人だと浮かばない。
どうしようっ、届いて欲しいになっちゃったっ。❞
優しい記者さんが微笑んでくださいました。
伝わりますよ、今ので大丈夫ですって。
ね、そんな記事が掲載されました。
今日のブログも読んでくださり、ありがとうございます。
この本と記事が、必要な方に届きますように。
2016/05/07 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック, 取材
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