未来を変えるためにほんとうに必要なこと～本の紹介

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少し前の本ですが、
やっと読む機会に恵まれたので御紹介します。

未来を変えるというと、
人は今の嫌なことの変化を思い浮かべます。
しんどさを感じたくないというのです。
それは未来というより今への否定・・
そこから生み出されるものは何ですか？

今あっての未来です。
感じるしんどさは大事なものです。
私達は痛みを感じるゆえ、
誰かと思いやったりしているからです。

そこには願いがあり、
誰かへの祈りがあるものです。
手放さずにいてください。

幸せへの願いを大事に。

この本の原題は“POWER　AND　LOVE”

私達が未来を変えることは、
この両方を使うこと。

文中にキング牧師が演説で引用した、
ティリッヒの言葉が書かれていました。

「愛なき力は無謀で乱用を招き、
力なき愛は感傷的で実行力に乏しいもの」

私達の日常で感じる変えたいものは、
どうにも正解が分からないことになってきていませんか？

なにかが悪いとか間違っているより、
誰かに寄り添いたいのに対立してしまう・・
そんなジレンマや不条理ではないのでしょうか。

二元論では解決に限界があること・・

そこに視点をもつとき、
この愛と力が今崩れていることを感じます。
各々が自己にある愛と力に繋がる、
そんな2020年になることを願います。

2020年幕開けのドア

新しい年、ここからの時代を、
いかに私達は歩んでいけばいいのか。

自分を大事にしながらも、
いのちをいかに燃やしていくのか。

そんなヒントの一端になれば幸いです。

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