時間という螺旋の中で
喪失の語りが切なく感じる人は、
無意識に気が付いているのだと思う。
過去しか語っていないことに。
未来のことに触れられない自分に。。
そんなとき、いくら希望を語っても寄り添えない。
御自身が語り始めるまでは。。
ただ、それを待つ苦しさは私でなく。。ご本人が感じるのね。
私はそれを聞いているしか出来ないけれど。。
そんな中、少しかざす光は先に道をいく方々。
ivyに来てくれた他の人という意味ね。
直接会うことはないし、
話が全部伝わることもない。
それでも、
「その人、元気になったのですか?」
「その人もこんなに苦しかったですか?」
「私も元気になれますか?」
「また笑えるのかな?」
不安の質問から、少し未来の質問に変わっていく。
その疑問に、私がどれだけ言葉で伝えるよりも。。
卒業していく方の存在が大きく伝えてくれる。
未来に向けて、今が変わっていく。
先にその螺旋を昇っていった人がいる。
その人からも受け取るものがある。
2015/09/12 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 カウンセリング, グリーフケア, 気付く
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