散るは一瞬
散るというと桜を思い浮べる方が多いと思います。
私は木蓮のイメージかな?
桜はね・・期待して、
今か今かと待っているじゃないですか。
指標みたいな使い方になっているし。
木蓮は知らぬ間に満開になっていて、
いつの間にか散っています。
生き物の本来の儚さってそうなのかもと。
人のいのちも散るは一瞬に思います。
患ったとして、最期までは“生”です。
死というものは知っているようで、
どれだけ生きても知る由もないのですが・・
散るに痛みはあるだろうか、
それともやりきった感でしょうか。
もしかしたら・・
いくら生きても人には欲は尽きず、
それを心残りなんて呼ぶのは人だけかもしれない。
散るは一瞬だから後悔なくなんて言う気はなく、
人の現実は自分の目の前にしかない。
出逢う風景、対峙する出来事、
支えてもらう人々・・
そこから自分が表現すること。
それが最期まで自分を創っていく。
先に生き抜いた人から受け取る。
褒めてもらうためでなく、
闘うためでもなく、
ただ自分のいのちの営みとして。
散る景色を彩る毎日を、
誰もが今生きていく。
2021/03/21 | グリーフとの向き合い方, ナラティブ お問い合わせ, オルタナティブストーリー, カウンセリング, グリーフケア, グリーフケア~はじめの一歩, セミナー, ドミナントストーリー, 再構成, 気付く, 自分の在り方
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