愛着の絆

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大切な人をなくして感じる痛みは、
愛着に関与しています。

このことはセミナーや講演会でも、
頷いてくださる方がたくさんいて・・
実感されているのだなぁと感じながら、
想いを込めてお伝えするひとつです。

私達は幼少期に愛を育むことを学びます。

安心・安全という領域です。

無意識にしている心の作業ですから、
自覚をしたことはないのかもしれません。

それでも行動や感情でみれば、
寂しかったことや心細かったこと・・
そして家や家族から受け取るホッとした想い。
心当たりがあるのではないでしょうか。

安心・安全を感じる。

そして愛着を育て、
優しさを学んでいきます。

心の安全基地は、
愛を縁ってご縁となり・・
私達は愛情を紡ぎます。

大切な人とは、
この愛情の絆で繋がれています。

大切な人の姿が見えなくなると、
愛着の絆が切れたように感じます。

「身体が引き裂かれるようだ。」

「心にぽっかりと穴が開いているみたい。」

ivyにいらっしゃる方の表現はそれぞれですが、
どれもこの愛着の絆を失ったように感じる叫びです。

単なる比喩なのではありません。

実際にそう感じられているのです。

ここは体験した方はよく分かってくれるかな。

大事な、大事。

大切な人とお別れして、大事なこと。

前向きにでも乗り越えるでもなく、
自分自身の愛着の絆を確認する作業です。

それは胸の中にまだあるの。

姿が見えなくなったら、
なくなるのではありません。

見えなくなったと思うもの、
実は受け取ってきたもの・・

その再確認をすると、
もう既に手にしていることに気が付きます。

そんな心の作業を一緒にしています。

グリーフカウンセリングivyのHPはこちらから。

2017年11月19日　グリーフケア～はじめの一歩