悼みの奥にある望み
私はあまり❝望み❞って使わないのですよねぇ。
それは❝望み❞が嫌いなのでも、
悪い訳でもなく・・
張り裂けそうな悼みの中で、
感じることがつらかった名残りかなと思う。
当時はいいことあるなんて、
誤魔化しにしか感じなかったし。
言い含められても、って抵抗ばかりだったしね。
大切な人をなくして、
真っ暗闇にいたけどどうにもならなくて。
かつては仕方なく、
その自分を見つめていき始め・・
身動きできないくらい痛みがまとわりついて、
どうして離れてくれないかを知った。
それは怒りと赦しと願いだった。
気が付いたのに、
外側に怒っても悲しくて・・
何を赦すのかも分からず、やっても思い込みで。
そうして繋がったのは、
願いに気付くことだった。
ちなみにいっておくと、
このプロセスが私は数年以上かかった訳。
こうして言語化出来ることにもね。
願いは逃げの希望とは違う。
大切な人が渡してくれた想いに包まれている。
泡(あぶく)の中を、
その奥まで掻き分けて辿り着く。
溺れそうになりながら、
まだ溺れないとパクパクしながら。
大事な願いに辿り着いて欲しくて、
そんなとき誰か居て欲しかったと思って。
今は蔦の葉を伸ばせたらと思う。
今はちっぽけだけど、願いの片隅に立つ。
必要な方に届きますように。
悼みの奥にある願いにともに辿りつくように。
私でよければ、ご一緒に。
関連記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
-
2021年12月10日 インナーチャイルド・ワークショップ
年2回の機会、ワークショップのご案内です。 インナーチャイルド・ワー...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...