悼みに想いを。
この世にはお別れというものがある。
それが出逢ったときからあると知っていても、
経験をすると知ったつもりだっだと気付く。
哀しみと寂しさと、
後悔と寂寞と数えきれない感情の渦が自分を襲う。
どこか戻れる時点はないか、
これがまやかしであって欲しいと切に願う。
その度にこれは現実だと思い知らされる。
大切な人やものを失って、
人はグリーフという反応を体験する。
文字通り、感情だけでなく、
身体・認知・行動面全てに起こる反応を身体で感じる。
そして・・
ここからの旅路を生きるしかという、
いのちの儚さを痛感していく。
この御自身のプロセスに加え、周りの方々の想いもあります。
御家族や御友人もグリーフを抱えています。
そのおひとりおひとりの想いは異なります。
ここからすれ違い、揉め事になったり、
大切な人からの想いが受け取れないことが起こっています。
私はここが少ないといいなと考えているのです。
グリーフというプロセスを、
その人の歩調に合わせてゆっくり、ゆっくり。
周囲の方々も御自身を労わりながら。
どうぞ大切な人を失う胸の悼みに、
ひとりひとりが向き合うという想いを。
自分のいのちという課題と、
大切な人が遺してくれた想いに繋がること。
そこから人が幸せになることを拡げていきたいと思うのです。
2017/06/23 | グリーフとの向き合い方, ナラティブ グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと, 気付く
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