悩むとき肝心なのは。

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相談にいらっしゃる方の中でも、
かなりしんどくなっちゃう方もいる・・

グリーフは人間として当然の反応だから、
いつも私は❝悩み❞とは表現しないのです。
が、このところ変わってきたように感じるのは、
悩みと同じ扱い方をする方が増えたことです。

そして・・それを悩みにしてしまうと、
大切な人をなくすという哀しみと悼みより、
自分ががんじがらめになっちゃうことがある。

必要以上の痛みを抱えてしまうことがあります。

ひとつお伝えしておくと、
そういう方は真面目で誠実な方です。
そして“死”に向き合った経験がない。

“死”って同じことは二度ないから、
真面目に取り組もうとしてこんがらがるんです。
ここへのヒントが分かるだけでも、
人によってはすっと力が抜けることもあります。

自分の問題になっていることよりも、
悩み方自体も分かんなくなっているのです。

まずここね。

ただ感じる、そのままに。

特に“死”自体には解決策がないではないですか？
取り戻せないことを、
解決策がないことと悩んでいたりします。

他のことでもどうにもならないことはあって、
そのことを動かそうとして苦しくなっていたり。

で、それを扱う自分の心は置き去りです。

扱うのは自分自身の人生で、
こっちが肝心だったりします。

根っこはどこに。

問題解決ではありません。

自分の根っこを今探しているんですよ。

いかに生きていくかを求めているのでしょう。

肝心なこと見失わずにいこうね。

一緒に捉えていこう。

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