影踏み

小さい頃、影踏みってしたことありますか？

影踏み鬼が正式名称らしいけど、
影踏みが通称みたいから通じるかな。

 

私は素朴な遊びをよくしていましたから、
身の周りのもので遊ぶことが多かったの。
（単に裕福でなかったともいう。）

影がついてくるのが不思議だったり・・
いつか違う動きをするんじゃないか待ってみたり、
どこかで離れるんじゃないかジャンプしたりしていました。

自分の姿がつくっているのに、
違うものに見えていたのかもしれません。

 

 

「影」とか「闇」という言葉は、
こどもの頃はワクワクするものでした。

大人になると怖がる人が増えますね。

自分の闇って否定したくなったり、
人に見せることをためらったりしませんか。

 

あまり人には見せない面になって、
影の部分は減らそうとしている人も少なくありません。

光り輝いている面だけを見せようとして、
しんどくなっていませんか？
そんな自分に駄目出しをして、カウンセリングに来る方もいます。

 

 

 

今でもおんなじだなと思う。
影は切り離したくなったりもするけど。

いつも私と一緒にいて、
自分の姿が映っていくものでもある。

切り離して成り立たないのよね。

 

もひとつ言えば、
影なしなんて人はいないということ。

 

 

いのちの光と影と。。

 

 

影と思っている中にあるものって、
どんなものがあるでしょうか。

 

 

気が付いた？

そう・・
人として必要なことが詰まっているの。

 

人間らしい面だよね。

 

 

闇の優しさ

 

 

大切な人をなくしたあと、
光の部分だけで語りつくせないことがあります。

いい話にしようとすると無理がでてくる。

 

 

御主人を亡くされた方が、
こんなふうに教えてくれたことがありました。

「あの人は優しくて、男らしくて・・

あぁ、どうして一般的なことしか言えないんだろう。」

「もっともっと素敵な人だって話したいのに。」

 

その方はね、
話すうち許してないことも想い出していきました。

それも抱えて、彼の存在を感じていったの。

 

いろんなことが一致して・・
彼らしさも自分のことも再発見していった。

 

 

2017年6月25日　インナーチャイルド

 

 

影踏みしていた童心に戻ってみると、
純粋な発見がたくさんあるのだと思うのです。

きっとこどもの頃より、
よく気が付けるようになってるよ。

 

あとね・・

影踏みは一緒にしたら楽しい。

これもこどもの頃は知ってたこと。