大切な人をなくしたあなたへ 大切な人に寄り添いたいあなたへ
タイトルを長くしちゃったので、
前回の記事では違うタイトルでお知らせしました。
主催は虹玉の会さんです。
講演会のお知らせは、
HPにPDFを付けて有ります。
この記事の最後をご参照ください。
私は小児病院で看護師として働いていました。
20年間働く中で、
大切な人をなくすことがあると知りました。
(現在も看護師でもあるので、
2017年で看護師歴としては28年です。)
病院でもそのケアは充分でなく、
社会でもいかに孤独と向き合うかを痛感します。
この時代からの私にご関心のある方は、
をご参照ください。
グリーフケアという概念を知ったとき、
これがもっと広まると思っていました。
20年間の小児病院を退職する頃・・
時代は医療にはグリーフケアは、
まだ組み込まれないのだと感じました。
経済的な理由、人材的な理由、
これまでの医療という枠組み、
いろいろなことが絡んでいます。
まぁ・・
私が弱虫で頑張り切れなかったのもあります。
でも時代もまだ早かったかな。
その後の様々な流れがあり、
またグリーフケアと向き合うことになった2012年。
ひとりでも始めてみよう、
誰かきたらお話を聴くくらいでいいじゃないか。
そんなふうに思って、
2013年から今の仕事を始めました。
一番初めにいらしたのは、
お子様を失くしたご夫婦でした。
その方々とお会いしたとき、
やっと痛感したんですよ。
私が思った以上に、
社会での痛みが大きいということ。
この場を継続したい、
私の都合で辞めますって言えないって。
看護師しかしたことがなかった私が、
起業をする責任ってすごく怖かったんです。
でも、なんとかそこから・・
グリーフカウンセリングivyは継続出来ています。
たくさんの方の想いとともに。
グリーフという概念を知って欲しい。
知ってもらったら、
今ひとりでしんどい方の何かになるかもしれない。
そこに繋がってくださる方がいる。
そう信じて、
人前でお話することもしています。
上の記事は2013年に書いたものです。
今日ふと見返したら・・
これを書いたときはそれなりに覚悟したけど、
まだまだ甘えがあったなとお恥ずかしいですが。
必死でもありました。
この頃よりはいっぱい練習もして、
自分のこともたくさん振り返ってきました。
その度に人に助けられながら、
また覚悟しての繰り返しを何度も何度も。
伝えることにフォーカスして、
お話できるようになってきました。
誰でも大切な人をなくします。
そこからどう生きていこうかと、
涙にくれるとき・・
お互いに手を伸ばし合える社会になったらいいな。
そんな想いを込めて、
お伝えしていきます。
どうぞ宜しかったら、
どなたでもいらしてください。
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