多様性のものさしを。
多様性と言われるようになり、
どのくらい経ったでしょうか。
それでも私達はまだどこか奥には抵抗がありそうです。
頭では分かっているのだと思います。
人はひとりひとり違う、
それぞれにその人らしさがある、と。
抵抗と書いたのは、
日常にそれが入ってくるときです。
人は安定を求めます。
不確実性と曖昧さはそれを揺らがすように感じます。
それで排除しようとしてしまいます。
他を排除しようとするのは、
自分と切り離せば安全と思うからでしょう。
ただそれは自分には関係ないでしょうか?
人が気になることには過去に感じて、
今も心に残っている傷のようなものに反応するからです。
そこから何を受け取りますか、
そんな課題のようなものが浮上してきます。
多様性は違うものを受け入れましょう、
という概念なのではないのでしょう。
相手や社会の問題として遠ざけないことです。
怖さからのものさしから放たれるって、
今の自分に必要なことだと思うのですよ。
今の時代に必要なのは、
自分が多様なものさしを持つこと。
もう少し言えば・・
自分の持つ物事の見方に気が付くこと。
本来の願いに辿り着くこと、ね。
本当に大事なものを切り離して生きたいのか、
人間の優しさを発揮して生きていくのか・・
そんな時期が来ているのだと感じます。
関連記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
-
2021年12月10日 インナーチャイルド・ワークショップ
年2回の機会、ワークショップのご案内です。 インナーチャイルド・ワー...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
PREV : さみしいって大事。
NEXT : 人生にある特別な時間