喪失とともに生きる~対話する死生学
本が出来ました。
「喪失とともに生きる~対話する死生学」というタイトルです。
私の手元には印刷所から配送されたので、
ひと足先に届いています。
購入してくださった方、ありがとうございます。
順次発送されることと思います。今しばらくお待ちくださいね。
この本がどんなかは読んで頂けると分かりますが、
購入検討中の方に向けて。。少し説明をしようかと。
グリーフケアって、
何故か悲しい気持ちのケアって思われます。
グリーフも様々な感情があると訴えていますが、
なかなか悲しみという枠を出ずにいます。
一方、死生学ってものもよく難しそうって言われます。
学問ってイメージが強いですね。
でも、どちらも人が生きる中で直面することに触れています。
グリーフケアをその枠にとどまらせず、
死生学は学問に留まらず対話という実践をともにして。
このくだりは書籍の「序」で竹之内先生が書かれていますので、
これ以上の短い言葉で私が説明することを避けますが。。
ともかく、この二つの視点を通して、
捉え直したとき何かが見えてくるのではないかということを念頭に置いています。
そこで現場で実践する専門家の書く物語と、
それに返答する形で各分野の研究者の先生方がその立場からコメントを書く。
この形をとって、紙面上での対話となっています。
この対話の中の言葉が、
なにかのヒントになったり、光になったり、
想いを抱えた胸に響くものがあると信じています。
私が書籍にしたいと思ったのは、
ここから読んでくださる方との対話が始まると思うから。
それを大事に温めていきたいと思ったから。
今、しんどい方に届くことを願っているから。
私の章はさておき、かなり読み応えのある本です。
良かったら、
あなたの人生のお供にしてください。
2016/04/05 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック
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