医療者に伝えたい気持ちはありますか?
今年は医療の場や医療者へお伝えする新しい場がありそうです。
私も看護師だったこと、そこから学んで今に至ることというのが主な理由です。
グリーフケアという視点を、医療現場から持とうと思ってくれているといいな。
そんなことを思っています。
グリーフケアの概念が、
医療の現場にまだ伝わっていないことはたくさんあるんです。
グリーフケアって聞いて、
「まだ❝後❞までは手が伸びなくて。。」
という台詞は医療者が多い。
ご家族や経験された方は、❝後❞から始まったのでないと痛感しています。
人が生きる時間は、出来事でぶつ切りにならない。
どこからがどこの区分かなどないと思います。
その前も、その後もずっと続いていくんだよ。
グリーフは、喪失に出逢ったときの反応なんです。
看取りのずっと前から始まっているのだと思う。
ivyに来られる方の中でも、
医療の場での出来事やそれまでの気持ちの整頓が多いのです。
「もっと~だったら。。」
「もしかしたら、なにか違ったのではないだろうか。」
そんな気持ちも湧くし、医療者に言えないことが沢山あるのでしょう。
なかなか直接は言えない、聞けないこともあります。
聞いたけど、気持ちがざわついたままの方もいる。
さて、専門性という名において分断されていること。
ここからは繋げたり、交差しないとね。
そうしたら、ケアする人のケアにもなるの。
だって、医療者も悩んで。。それでも寄り添いたいと思っているから。
いのちを見つめるときに知っておいて欲しいこと。
↑の以前の記事を読んで頂くと、もう少し伝わるかな。
だから私は、伝えていこう。繋げていこうと思います。
なにか医療者に伝えたいことはありますか?
直接言えなかった気持ち、今も残っている気持ち。。
当人にではないけどね、セミナーの中で伝えますよ。
今必死で受け止めようとしている現場の方へ。
そして、次の世代の医療者へ繋がるように。
大切な人との時間を穏やかに過ごせますように。
2016/02/23 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと, 看取り, 看護
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