医療の選択の奥側

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医療の選択もよく話題に上ります。
この話がメインでいらっしゃる方も。

選択に迷った話、困った話、
選ぶことが出来なかったこと・・

怒り、悔しさ、後悔・・

肯定的に捉える内容のこともあります。

が、最初のうちは涙を伴うお話しが主です。
なんらかの想いが残るときですね。

もちろん、御家族も選択で揺らぎますね。
こどもの場合や意識がないときなどは、
ご本人の意向が反映されづらいこともあります。
（今回はこの場合を除くとして・・）

じっくり一緒にお話していくと、
奥側の気持ちに辿り着きます。

心奪われた願いの行方。

胸に残っているのは、
医療の選択だけではないよね。

他にも繋がっていることがあって、
糸が絡まっているはずなの。

日常で伝えきれなかったこと。
すれ違ってしまっていたこと。

患者さんだった方の人生の選択と、
御自身の気持ちが入り混じってしまいます。

お話するうち気付くのは、
御自身の気持ちだったり・・
先に生き抜いた方の生き方だったり。

そこから受け取っていくものです。

後悔は気付きだから。

大切な人と最期の時間を過ごすとき、
見失わないでいたいことがひとつだけあります。

その人の生き方への尊重です。

自分とは異なることもあります。

誰でも違う人生を歩むから。

いのちは有限、
時間は尊いのです。大事ね。

医療の選択以上に拡がりのある視点、
本当は大事にしていたことが現れます。

かつての私もずっと迷っていましたけどね。

そこに気付いていけるといいなと感じます。

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