全部ある世界

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たくさんの人の前で話していると、
違和感を感じることがあって。

それは前提が異なるものからきているのだと思うの。

それすらもいい、悪いではなくて、
まさに違和感というだけなのですが。

哀しむことに、いい・悪いがあったり、
喪失に多い・少ないがあったり。

人と比べることで自分を保ったり・・

自分を“ない”の存在にしたり。

世界にあるものを避けようとする意識みたいな、
そんなエネルギーがある違和感かな。

ときどき少し怖くなるんです。

無理やりに、
いい（と思っている）ものだけを見ようとする力。

あるものを力でなくそうとするのは、
とても不自然に感じます。

違和感の出所は自分では感じているのです。

だってこの世界には全部あるから。

いろんなことやものがあって、世界だから。

“ない”も見ないと、
そこからまた生まれるものもない。

もともと“ある”も目隠ししてるよね。

“ない”とか否定と思う中に“ある”ものこそが大事。

全部ある世界は、全部プラスにしようじゃなくて。

全てから繋がり、生まれる世界。

私たちはきっとそうして生きていく。

繋ぐ、繋がる。
人も想いも・・時間も。

そして、先に生き抜いた人達も。