体験から得る学び
学びといってもいくつかの肌感覚がある。
知識と情報は以前はなくてはならないと思っていたが、
最近は下準備のようなものだと感じるようになった。
自分が大人になったこともあるし、
これだけ情報が簡単に手に入るようになったこともある。
勿論・・こどもの頃には知らないことが多いから、
知識と情報の使い方は学んだ方がいい。
かといって大人になって、
本を読むだけだと学びとしては心許ない。
あそこにこう書いてあった、
それだけを言われてもちょっとつまらない。
ここのポイントは読書の仕方と似ている。
人によって目的が違うからだ。
本を読んだり、人の話からでも、
また落とし込んで伝えられる人の言葉はグッとくる。
その人の人生がのってくるからだ。
言葉に重みを感じられる。
大切な人をなくすという一大仕事からの学びには、
腑に落ちるという瞬間が訪れる。
腑に落ちるとか、折り合いをつけるとか、
これは諦めや納得とは違うものだ。
体験から得る学びは生きる存在に繋がっている。
自分の細胞に沁み込んでいくような感覚・・
これが意識と体験と時空が融合する学びと思う。
生きた中のご褒美のようなものね。
だから受け取れたらいいと思うな。
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