人生のリ・メンバリング~本の紹介
リメンバーとリ・メンバリング(もう一度メンバーにいれる)を掛けたタイトル。。
英語圏の人もダジャレ風に使うのね。。
と思った一冊です。
グリーフに陥ったときは、
もうこの世では一緒にいられないという思いでいっぱいになり
あるはずの愛情の絆が見えなくなっています。
グリーフカウンセリングは、その絆をもう一度結ぶお手伝いです。
私がするのではありません。
御自身がお話をするうちに、気が付かれます。
あぁ、ちゃんと絆は自分の中にあるのだ。。ということに。
この本は私にとっては、勉強中は難関でなかなか読み進められず
南柏の麗澤大学の講座を聞きにいく電車の中で
(都内から1時間半くらいかかる。。)
毎週、睡眠導入の本となってしまっていた想い出の本です(笑)
勉強の最後の方になったら、すっと意味が入ってきて
読むことができましたよ。
内容は盛りだくさんです。
少し読むのは苦労されるかもしれません。
ただ、読んでみたら
この本の持つ、読んだ後も
まだ終わらないメッセージに胸が熱くなるのだと思います。
グリーフカウンセラーとなった今は、
引き継がれる人と故人との新しいメンバーシップに
副題でもある「死にゆく人と残される人の会話」が
いのちを吹き込むという内容が身にしみる今日この頃です。
2014/03/05 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 ご家族の対応, グリーフケア, グリーフブック
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