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リフレクション

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リフレクションという言葉は、
まだあまり馴染みのないものでしょうか。

いつも引用するデジタル大辞泉にもなかった・・
日本語としては採用されていないということかな。
(2017年12月現在)

 

大辞林だとこちら。
1、反射。反映。
2、内省。熟考。

 

別のものだと・・

日本語で「内省」の意。
人材育成の分野における「リフレクション」(reflection)とは、
個人が日々の業務や現場からいったん離れて
自分の積んだ経験を「振り返る」ことを指します。
過去に起こった出来事の真意を探り、
その経験における自分のあり方を見つめ直すことで、
今後同じような状況に直面したときに
よりよく対処するための「知」を見出そうとする方法論です。

とあり、人材育成では使われるのかな。

 

最近ですと、
上記とまたすこし異なるニュアンスです。

違うと書いたのは、
内省とは異なるものです。
意味も目的も、だからです。

ダイアログの流れから心理?領域で使われています。

 

 

オープンダイアログー本の紹介

 

 

そう正確には、
リフレクション・プロセスという表現かな。

上の記事を書いたときにも、
同じ先生から学んだのですが・・
何しろ奥が深いのですね。

 

精神保健領域で
使われているからという構えもあります。
奥が深いけど、
効果はかなりあると言われています。

 

 

グリーフケアでも活用できると思います。
それこそ内省が苦手な人には向いているかな。

その理由は大きく目指しているところが、
以下だからです。

 

・ゴールは全員の合意でないこと
・異なった理解をつなぎ合わせていくこと
・そこに共有が起こること
・この過程から副産物のように導きだされるものがあること

 

ここはグリーフケアの再構成というプロセスと同じ。

またゴール設定もなく、
過程から御自身が受け取っていくことも似ています。

 

 

対話の境界線がないのは、
私好みだなぁと感じています。

問題は私ひとりでは出来ない、
(もうひとり必要なこと)
ということですが御家族同志のときならできるかな。

事例検討にはより使えるなぁと思っています。
いつかどこかで、
看護師さんとかの研修でやりたいな。

 

 

対話の可能性に立つ。

 

 

対話から生み出されるものって、
とてもエネルギーに満ち溢れていますから。

いずれにしても活用できそうに思っています。

こういう新しい学びで日々バージョンアップ、
この情報が必要な方に届きますように。

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