ケアという概念
このところ、
「ケア」というと上から目線とか、何か援助している
というような捉え方をよく言われるが。。
あまりそういう印象がないし、
学術書を見てもケアとは相互方向と書かれている。
私が看護師だからだろうか?
援助職として現場に立っている方には、
分かって頂ける気もするのですが。
ケアをするということが、
何かしてあげているなどいう気は全くしない。
人に向き合ってみたら分かる。
そんな小さいことではない気がする。
職業として、出来ることをケアとして提供するだけであって
その間に上下とか、与えるとかそんなことにはならない。
まぁ、この根源は英語のcareにそういう意味合いがあるのかな。
日本語になっているケアという言葉に、
ズレがあるのだろうか。
それとも、ケアを受ける身になると
お世話になっている気持ちがしちゃうからだろうか。
そこに上下関係を感じるようになってしまったようだったら、
それは捉え方を見直す必要があると思う。
が、実際にケアという職業の人にそう感じる人は少ないと思う。
ケアということばには、きっと想いや気持ちが重なりなりたっているのだ。
何が言いたいかというと、
私は❝してあげている❞感はないので
これからもケアという言葉は使うと思う。
2014/11/11 | グリーフとの向き合い方, ナラティブ, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと, 気付く
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