グリーフと向き合うネイル
「1月が山場なんです。。だから、ネイルを富士山にしました。」
こうお話しして下さった方がいます。
ネイルという時点で、
女性だとはおおよそ分かってしまうと思うので
彼女と表現させてください。
彼女はいくつものグリーフを抱えてこられた方。
私が出逢った時には、とても苦しい時期でした。
いつもながら、詳しい事情は省かせて頂くので
分かりづらかったらごめんなさい。
苦しくて、悲しくて、寂しい気持ちの数々を
グリーフを知ることで振り返ってくださっています。
私がお伝えすることに、いつも微笑んで
ときに苦笑して「分かる。」そう言って下さいます。
状況は変わらないけど、今は出逢った時とは別人のようです。
あまりの変化に、私が実はびっくりしていたりするくらい。
(そう言うと、笑ってるけど)
「グリーフを知ったことで、この気持ちが大事なんだなって思えます。」
そう言って下さいます。
その一言が、彼女は自分を振り返りながら
大切な人とのかつての時間を肯定出来てきたのだろうと思います。
1月は大切な人が倒れた時期だったので、
毎年とてもつらいのだそうです。
「富士山に癒されるんです。だから今月はこれにしてみました。」
そう言って、見せて下さいました。
ブログに載せてもいい?
他の人にもこういうグリーフとの向き合い方あるんだよって伝えたいの。
私の申し出にも、快くお返事を下さいました。
ありがとうございました。
この富士山が今月どれほど彼女を支えてくれることだろう。
そんなこと?と思う方もいるかもしれないが。。
きっと、グリーフを抱えたかたには分かるだろう。
2014/01/26 | グリーフとの向き合い方, セミナー, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと
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