カウンセリングのタイミング
よく周囲の方から、こんなことを聞かれます。
「大切な方をなくして、どのくらいしたらカウンセリングにいくのがよいでしょう?」
という質問です。
グリーフはとてもデリケートな問題です。
このくらいでカウンセリングに来たらいいですよ、というお答えが難しいのです。
なくした方との御関係、お別れのときの場面や経過、家族構成、
グリーフを抱えた方のその後の状況等
いろいろな要因があります。
ですから、期間でお勧めをすることはありません。
何年も経ってから考えたいという方もいらっしゃいますし、
今なくしてから間もないからつらい、苦しいという方もいらっしゃいます。
もうひとつ、一番のポイントは「話してこのことを見つめて見たい。」
そう感じられた時が、きっとその方のタイミングです。
その方にとって、今向き合う時がきたのだと私は考えます。
ただ、早期に対応されることが望まれることもあります。
下記のような状態にある場合には専門家への相談やケアが必要といわれています。
参考にされてください。
・深刻な罪悪感を感じるとき。
・自殺を考えるときがある。
・絶望感が強い。
・うつ状態が続く。
・健康状態に影響がある。
・怒りが我慢できない。
・日常生活が送れない。
・アルコール等に依存してしまう。
勿論、御家族からの御相談も承ります。
ご本人がカウンセリングにみえる気力や体力のないときは
支える御家族が対応について知ることも有効と考えます。
一度、ご相談くださいね。
いつでもお待ちしております。
2013/09/26 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 ご家族の対応, グリーフケア
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