わたしのおとうと、へん・・・かなぁ?~本の紹介
やっと、本のことが書ける。
最近、セミナーのことを早く書かなくちゃとか思っていて。。
一日にいくつもUPするのもなんだしさ。
私がこの本を好きなのは、決していいことだけ書かれていないところ。
うさぎのリリちゃんが、障害のある弟のことを見た視点から書かれています。
こどもの目線で、発達がゆっくりな弟にいらだったり
両親の手が弟にかかるのに、ヤキモチ焼いてイライラしたり。
他の兄弟ちゃんから見たら、そんな気持ちもあるでしょう。
当然ですよね。
これで、思い出すのはLくんのお姉ちゃんのこと。
一時期、兄弟ケアのことを考えているとき
入院しているお子様の御兄弟に気持ちを聞いたことがあります。
「お留守番が嫌だ。」とか「早く元気になって欲しい。」とか。
うん、うん、そうだよね。
そんな中、Lちゃんのお姉ちゃんはこう言いました。
「いい子でいるのって、結構疲れるぅ。」
当時は幼稚園生、小さい弟が病気で入院し
どうしても、周囲からは
“おりこうにしていて”と無言のプレッシャーが伝わっていたのかな?
女子高生チックな言い方に、お母様と笑ってしまったけど。
心配しながらも自分は少し寂しかったりして。
素直な気持ちなんだなぁ、なんて感心したりした。
いい子で居なくていいよ。我慢しなくていいんだよ。
まぁ、それには兄弟ケアがもっと充実したらいいのだけれど。
そんなことを考えていた頃の想い出です。
2013/10/11 | グリーフとの向き合い方 グリーフブック, 兄弟ケア, 看護師時代
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