ぶどう酒びんのふしぎな旅~本の紹介
影絵作家の藤代清治さんの絵本です。
1950年に最初の絵本として世に出たのは、このお話だそうな。。
最初の絵本刊行から、60年を記念してカラーにされた本です。
びんの一生を辿りつつ、
それぞれの人の人生の光と影が映し出されています。
(あぁ、正に影絵なのだわw)
原作はアンデルセンです。訳も素敵です。
気になるフレーズがいくつもあるの。
❝何が欲しいのか、自分でも分からないのです。❞
そんなびんが一生を過ごす中で、
良かったこと、つらかったこと、普通のこと。。
❝ひかりを持っているのは、誰かの役にたつことでした。❞
❝この世には気が付かないこともある。❞
人やものの一生にはいろいろなことがある。
優しい影絵を見ながら、そうすうっと心に染み入ります。
そして、藤代さんのあとがきがまた。。
ぐうっと胸の奥を掴むのです。
ひとつのことを追い続けた方の一生が
いくつもの目線から見つめられる。
そんな大切なことが、詰まった本だと思います。
2014/09/09 | グリーフとの向き合い方, ナラティブ, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック
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