ひとりで、桜。

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「今年はひとりで桜を見るのがつらいなぁ。」

「これからどうしたらいいのかなって思うよ。」

今年は桜がゆっくりで、
思いっきり春ってなってから咲いたものだから・・
大切な人をなくした後の、
春と桜に気持ちが追いつかない方も多い。

一日、一日を。

桜は何故だか少し特別、
狂おしいくらい何かを訴えかけるようなのね。

一日の重み

今年も桜が咲いて・・
新しい人と出逢ったりする喜びと、
同時に有限と儚さも受け取るように感じる。

その分、別れも痛感するよね。

冒頭の方にはこんなことも聞かれたの。

「浅原さんはひとりで桜見るのは寂しくないの？」
「慣れるもんなの？」

って。

ひとり代表な訳でもないが・・(苦笑)

そうですねぇ・・

ひとりで桜、寂しくもあり、切なくもあり。

それでも、ひとりで見ているような気がしなくなるのかも。

人生に吹く風

切ないときは、その風と。

哀しいときは、私の涙と。

蒼い夜には、お月様と。

美しい日常の景色の中に桜を存分に感じる。

ひとりで桜・・
見るでもあり、感じるものなのかもしれない。

大事な何かを掴まえて、生きる力が注がれる。

いのちの豊かさが満ちていく。