ひかりの世界～本の紹介

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先日書いたように、
看護師の夜勤の方で仲良しさんを見送った。

翼を広げて。

仲良しと言っても・・
やんちゃなじいじだったから、
特に深い話をしたとかでもなく。
セクハラはするし、
いつも怒ったり、暴れたりしていた。

それでも時折見せてた寂しい背中とか、
そうかと思えば付き合ってふざけてくれる姿とか・・
ちょっとうらやましいくらいの勝手さとか。

私は憎めなくて、大好きだった。

彼は彼できっと変わらず、
好きにしていると思うし・・楽になったかと思う。

この本みたく、冒険してそうだし。

このあと　どうしちゃおう～本の紹介

だからセンチメンタルな気持ちとか、
仲良しも私の勝手な言い分な訳。

もうすぐお誕生日だったのに、
あとちょっとというとこで逝ってしまって・・
私はハッピーバースデーを歌おうと思っていたから、
なんだかそれが残念でならない。

お蔭で一生忘れない人がまた増えてしまった。

まだありがとうなんて言えないくらい、
ただただ・・哀しい。

そんなときには、この本を開く。

これまでも何度も救われてきた。

葉　祥明先生の絵本は、
どれも幻想的で綺麗。

だけど私のいち押しはこの一冊。

うちにあるのは、もう何冊目か分からない。

贈り物にしたり、手渡したり・・
手から手へ繋げてきた。

大事過ぎてこれまで紹介出来ずにいた、
とっておきなのだ。

こどもの話のときに紹介しようと思ってたのに。

今日はこんなに哀しいから、これにしようと思って。

もうひかりの世界でくつろいでいるだろう。

泣きべその私を空から笑って見ている、
彼を心に浮かべながら・・

0時を回ったら❝お誕生日おめでとう❞と言おう。

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