どれだけの工程で。
対面で人に会うとき、連絡を頂くとき、
心掛けようと思っていることがあります。
それはその方がここへ来るまでの工程です。
生きる間で何があったかというのは、
お話をして聞くことが出来るのです。
全部とはいきませんが、
そこには気持ちを向けようと人はしますね。
それより聞く時間がなく、
つい流しがちなことがあります。
それは出逢いまでの工程です。
この工程という言葉には、
遠くからいらした方などの行程という意味もあります。
遠くでない方だとしても・・
仕事や家庭をやり繰りして、
都合をつけてくださったということです。
相談業務というような・・
人がいらしてくださる仕事をしていると、
忘れがちなことがある気がします。
いらしてくださる方がどれだけの調整をして、
今この目の前に存在しているかということです。
特にivyは・・
大切な人やものをなくし、
身を切られるような悼みの中で辿り着いてくださる場所。
ネットで便利になったとはいえ、
(だからこそ遠くの方からもご連絡があるのですが)
静岡という地に、会って話すために、
足を運んでくださるということは有難いことです。
お気持ちが落ち着かない中、
日常を調整したり・・時間を調べたり。
本当に大変な作業だろうと思います。
来ようかと考えて、
途中で心折れる方もきっといるでしょう。
気力が尽きてしまうこともあると思うのです。
どちらかと言えば、
私は引きこもっていく方なので・・・。
どこかに足を運ぶということは重労働のようでした。
目の前にいらした方がここまで、
どれだけの想いでここまで辿り着いたのか。
そこを慮るだけで、
悼み合いに通じるものを感じます。
上の記事は気付いたら4年も前・・
最初の頃に感じますが、
このときに出た言葉と想いを今も色褪せず思いだします。
こういうことを忘れないようにと今日は改めて。
もちろん、
遠くの方はお電話やスカイプでもお話しますよ。
その予約を取る肯定へも想いは同じです。
念のため、付け加えておきますね。。
今のところ一番長い時間お会いできるのは、
2018年2月10日 グリーフケア~はじめの一歩かな。
2018/01/29 | グリーフとの向き合い方, 喪失 カウンセリング, グリーフケア, グリーフケア~はじめの一歩, セミナー
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