さよならのあとで~本の紹介
大切な人をなくした方にどう接したらいいですか?
私がよく質問されるひとつです。
正解は難しいんです。
正解がないのではなくて、答がひとつではないから。
おひとり、おひとり感じ方も違えば、
状況も異なる・・なくした方も違う人・・
それにひとつの答がない、が正解かな。
この本はひとつの詩が書かれています。
私ね・・
詩のいいところは隙間があるところだと思うの。
知識のような本だと難しく感じたり、
それを信じていかないといけない気になったり。
かと言って、
エッセイや物語は悲しいときには違いばかりが気になることもある。
詩は読んだ方がそのときの心情で読めるし、
嫌なら途中でも止めやすい。またパラパラと読むことも出来る。
文字の隙間に心が入れてもらえる気がします。
そういった意味合いで、時々詩を紹介したりしているのね。
以前ご紹介したこのふたつは良かったって。
作者や作風のお好みはあると思いますが。。
御自身のお好みに合うものに出逢えることを祈っております。
そして、周りで見守る方も同じだと思います。
「どうしたらいいですか?」
その質問には、御自身もつらい心情だと気が付かれるといいですね。
そして、何か心情を表せるものを手に取ってみてください。
違っても、それはそれで何か感じることがあると思うの。
心情にあったものが見つかったときは、逆に周りの方に渡すのもいいですね。
自分から言葉にできないときは、なにかの助けを借りていいのですから。
今日ご紹介するこの本は、そんなことも教えてくれる気がして。
もし響いたら、誰かに渡してみてね。
柔らかい空気が流れています。
優しさが皆様に循環をしていきますように。
2016/09/16 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック
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