きっと伝わると信じて。

Tweet

Pocket

人とのすれ違いは日常でよくあることです。
言ってしまったことが誤解されることもあるでしょう。

大切な人をなくした後も、
そのようなエピソードはたくさんあります。
理由を詳しく説明するには時代背景も関わるので、
「はじめの一歩」でゆっくりお話しています。
（グリーフケア～はじめの一歩は、入門編のセミナーです。）

言われて嫌な気持ちがしたことや、
悲しかったことなどお別れに更に分かってもらえない寂しさが増えた気がします。

また周りの方もどう接していいか分からず、
つい励ましてしまったりして失敗した・・そんな後悔をしていたりします。

❝普通言わないよね❞
❝大人だから分かるでしょ❞

そんな言葉も聞いたりしますが、
今の時代は大人になっても大切な人をなくしていない方が多いのです。

故に、悼みを分かち合う経験もしたことがない。

だからシンプルに言えば・・
知らないし、分からないだけなのです。

大人というテーマ

自分の経験だけでは賄えない悼みという気持ち、
現代の大人のテーマはこんなところにも垣間見える訳です。

同じ経験をした人しか分からない、
そう線を引いてしまうことはここからの時代に危険かな。

寄り添うことを狭めることになりそうで、
最近少し心配しています。

ではどうしたらいいだろう？

これは一緒に考えていく課題でもあると思うのです。

今の私が感じることは先日の記事でも少し触れましたね。

想いはいつか。

きっと伝わると思うの。

今すぐを求めずにいれば。

けれど伝えたかったという想い、
相手を想う心、素直に言おうと思った気持ち。

相手を大事に思うゆえに、表現したこと。

それは伝わるんじゃないかな。

人って優しさと愛と、
いつか受け取る可能性は兼ね備えていると思います。

だから、すぐではなくとも。

きっと伝わる・・そう信じているよってこと。

それも伝えたいひとつでもありますね。