いのちのケア
このところの事件の情報を見て思うのは、
いのちのケアが必要な時代になったのではないだろうかということ。
認知症、介護問題、看取るまでの職業と質の向上、
人とのすれ違い、孤独、そこからの逃避のような犯罪。。
いのちの儚さや、尊さ、
思い通りにならないこともあるのだということが共通概念ではなくなってきている。
ポジティブだけではしんどくなるって、まだ言わないのかな。
“普通しないでしょ”ってよく言われていることも歯車が狂うと、
一線を超えてしまうことがある人間という生き物。
共にいのちの旅を生きるということを忘れてしまうのかもしれない。
苦しみが人をそうさせるのだろうか。。
それはどうしたって、お互いに苦しいだろう。
いのちを仕事や成果で見ることが増えたように思う。
上手くいかないとか、仕事の評価とか結果とかね。
いのちって、自然の一部。
生と死も支配されていない時間の流れの中にある。
焦らなくても、制限時間に脅かされなくてもいい。
ゆっくり見つめていくことが大事。
そういうことを伝え継がないと、技術や知識だけを追ってしまう。
どうにもならないことと戦うようになってしまう。
コントロールできないことや、
自分自身との闘いのような気持ちを外側への攻撃にしているもの。
自然なこととは闘わず、
お互いのいのちのケアをしながら生きる。
小さな気持ちを寄せつつ、
お互いにケアをするという生き方をする。
そういうことをお互い認めるいのちのケアがいるのかも。
大事なことに繋がって生きるという気持ち。
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