あたしとあなた~本の紹介
私の手元に届いた本が、
あまりに装丁が美しくて。
こんな本を作るってどんな気持ちだろうと思った。
谷川俊太郎さんの詩集なのですが、
本の帯を読むとブックデザイナーの方の想いが書かれています。
❝この詩集のためだけの特別な紙を作るところから始めた❞
水色の薄い柔らかな紙に、
言葉が拡がっていきます。
谷川俊太郎さんの詩集は、
今までもいくつかご紹介していますね。
とかね。
今日ご紹介の本は2015年に刊行されたもの、
書き下ろしの詩が37編としおりも作られたものみたい。
私は55Pの「朝」くらいからの、
ぐっと深まるような辺りからがお気に入りかな。
死後の世界もちょっぴりでてくるの。
人はふれあう人で変わる、
どこかで聞いたエッセンスで覚えておこうと思った。
確かにそう・・
誰かから見た私と、
そのまた違う誰かから見た私は違う人。
私が見ているその人と、
誰かが見ているその人は違う人。
それまでと違ってその人を見れるようになったら、
人生の何ターン目かに入るのかもしれない。
愛とか赦しとか、
それまでとは違う視点。
死も同じようなニュアンスがある気がして。
死を想うときには・・
そんなふうに出逢った死や、
人とのふれあいで時間のターンを回るのかもしれない。
2016/11/08 | グリーフとの向き合い方 グリーフケア, グリーフブック
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