選べないときは。
人生にはいくつもの選択がある。というのは、以前も書きました。
しかし、人生の大きな喪失に陥ると身をもって知ることになります。
❝人生には選べないことがある❞
もしくは、
❝選んだつもりはないのに、遭遇するということがある❞
それに自分自身が揺らぐと、今生きている世界が揺らぎます。
その後の自分の方向が、選べなくなります。
例えば、「どうしたいですか?」と聞かれても。。。「分からない。。」
「どうしたらいいのか分からない。」
これはグリーフケアの視点からみたら、当然のお気持ちです。
だから、カウンセリングに見えた最初の頃は
「~してもいいですか?」「~はどうしたら、いいですか?」
そんな質問を受けることが多いです。
いいのですよ。
今は、選べなくて。。
その気持ちは大事にして下さい。
無理やり前を向かなくていいのですから。
無理に向いたところで、そのうちどこかでひずみます。
他の人を傷つけていきます。
お気持ちを丁寧に追っていくと
御自身のことを、選べるようになります。
すぐには無理でも、お手伝いしていきます。
一緒に決めていくことはできます。
ひとりで向き合うのがおつらい時は、
人の手を借りることも必要です。
人はそんなに強くないのです。
2014/02/18 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 お問い合わせ, グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと
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