*

見果てぬ夢

Pocket

グリーフケアというものを仕事と謳って、
約4年が経ちました。

未だ職業としては、
認知されていない仕事ですね。

 

「何をしている人?」
そんなふうによく聞かれます。

それを説明するのがひとつは仕事。

 

先にひとつ説明をすると、
欧米諸国では職業としてグリーフに関わる仕事があります。

 

例えば、ホスピスにグリーフカウンセラーがいたり。
死別の後には、
グリーフをフォローする社会システムがあったりします。
カウンセリング自体の捉え方も、
日本よりもっと身近なのだと思うの。
精神科のセラピーのようなイメージとは異なるのだと思います。

 

 

私がグリーフに関することを仕事にしたのは、
グリーフケアだけを認めて欲しいのではありません。

ここがいつも誤解されてしまうというか、
まだ伝えきれない局面でもあります。

 

 

私は小児科の看護師として、
多くの死別に直面してきました。

そこから生じる喪失にも。

 

そうしたとき、
グリーフを抱えて社会で生きづらさを感じることも知りました。

 

 

人がすれ違い、ときに人間関係が破綻する。
生きていく意味を見失うことがある。
それもまたひとつの人生の局面です。

 

でもね・・

先に生き抜いたこども達は、
胸を痛めているんじゃないか・・
(今思えば私の胸の痛みだったのですが)
あのこ達が空で安心して、
この世を見てくれるようにみんなで生きられたらいいな。
そんなことを思ってきました。

これは一部今でも思っています。
昔よりセンチメンタルさは減ったけど、
想いの源は今も変わらないのだと思って。

 

 

先に生き抜いた人から受け取ったもの、
大事に引き継いでいきたいと思うからです。

それはいのちから放たれる光だと感じるのです。

 

 

そう考えたとき・・
グリーフに限ったことでなく、
人がお互いのいのちと存在を認め合っていくこと。

それに見つめることにいのちを費やしたい。
そんな時間を過ごしたいと願うようになりました。

 

有限のいのちの時間に、
出逢った人と愛情を紡ぎ合って生きる。

相手の可能性を信じて、見つめる。

ともに成長しあって関わる。

 

壮大だとしても。
そんな見果てぬ夢を追いたい。

 

 

 

今もグリーフケアって仕事になるの?
そう聞かれます。

私にも未来はまだ分かりません。

 

 

それでも誰かに手を伸ばす、
お互いの生きるを認め合う。

それぞれの出来ることや仕事で支え合う。

ここだけを見つめていけば、
また先に何か見えてくると思うのです。

 

 

そんな社会が出来たら、本当に幸せだから。

見果てぬ夢って、
可能性と自分を信じることだから。

 

 

最後まで読んでくださり、
どうもありがとうございます。

久しぶりに自分のことだけを書きました。

この記事に出逢ってくれて、ありがとう。

 

良かったら・・
この世の見果てぬ夢を創っていきましょうね。

私でよければ、御一緒に。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

繋がりの先

グリーフケアというもの、 これが仕事と捉えられるとき・・ 大事なこ...

記事を読む

もう一度歩き出す。

大切な人をなくしたり、 死の前に佇むとき・・ 人は根源的な問いに行...

記事を読む

ともにしたいことは・・

生きる中で共有したいこと、 書ききれない程たくさんあると思います。 ...

記事を読む

夢見て生きる。

今日の❝夢❞は未来という方、 夜見る方の夢ではありません。 ど...

記事を読む

さよならを大切に。

今HPを見直しているのと、 とある所でお話するスライドを作成中。 ...

記事を読む

新着記事

日常の安心

安心・安全が脅かされるとき、 人はこれまで生きている世界に揺らぎを感...

記事を読む

時間への意識

時間は誰にも平等といわれます。 確かに1日は24時間、1時間は60分...

記事を読む

繋がりの先

グリーフケアというもの、 これが仕事と捉えられるとき・・ 大事なこ...

記事を読む

未完了の感情

自分の奥を感じてくださいね、 といつもお声掛けをします。 どう...

記事を読む

角度を変えて。

人生の岐路や大きな喪失を迎えたとき、 グリーフという反応を抱えます。...

記事を読む

日常の安心

安心・安全が脅かされるとき、 人はこれまで生きている世界に揺らぎを感...

時間への意識

時間は誰にも平等といわれます。 確かに1日は24時間、1時間は60分...

繋がりの先

グリーフケアというもの、 これが仕事と捉えられるとき・・ 大事なこ...

未完了の感情

自分の奥を感じてくださいね、 といつもお声掛けをします。 どう...

角度を変えて。

人生の岐路や大きな喪失を迎えたとき、 グリーフという反応を抱えます。...

→もっと見る

PAGE TOP ↑